土台あってこそ
「自分らしく」は、逃げ言葉になりやすい。
「他の誰にもならなくていい」 「私らしく生きればいい」
耳に心地いい言葉だけど、 これを免罪符にして、 最初から「自分流」に逃げると、一生どこにも辿り着けない。
この言葉を盾にして「型」を拒んでいるなら、 それは個性ではなく、 ただの思春期の「反抗期」。
私たちは、誰かのコピーから始まった。
親の言葉をパクり、 先輩のやり方を盗み、 仕事の「型」をなぞってきた。
この土台をすっ飛ばして、 いきなり「自分らしさ」という城を建てようとするから崩れる。
「守破離」という言葉があるけれど、 「守」をサボる人に、 「離」のステージは来ない。
個性とは、 徹底的に誰かをまねて、 やりきって、 それでも隠しきれずに漏れ出してしまったもの。
まねることは、負けじゃない。 自分を押し殺すことでもない。
むしろ、積み上げるための一番確実な方法。
土台があってこそ、 本当の「自分らしさ」は形になる。









