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妊娠・出産

出産後、こんな気持ちになっていませんか

産んだらすぐ「いいお母さん」になれるはず。なのに、なぜかそう思い通りにはいかない。うまくできない自分を「母親失格だ」と責めてしまう。

そんな気持ちが強い方は、特に産後、うつ的な気持ちに襲われやすくなります。

出産は、実は大きな喪失体験でもあるんです。

今までずっとお腹の中にいた存在が、身体の外に出ていく。あの一体感、お腹の中で動いていた感覚、いつも一緒にいた安心感。それがなくなる。もともと心の深いところに持っていた様々な感情が、まるで大掃除のように出てきてしまいます。

周りからは「おめでとう」と言われるのに、そんな気持ちになれない自分を、また責める。

私もそうでした。すごくつらいですよね。

それは「赤ちゃんがえり」かもしれません

家に赤ちゃんと二人でいると、不安で淋しくて怖い。赤ちゃんがかわいいと思えない。泣き声を聞くとつらい。体調が悪い。ずっと寝ていたい。

「産後だから仕方ない」「ホルモンのせいだよ」と言われても、それだけでは説明がつかないくらい、心がぐらぐらする。

実はこれ、ホルモンバランスだけの問題ではないんです。ママ自身の「バーストラウマ」と「赤ちゃんがえり」が深く関わっています。

完璧な母親になろうとしていませんか

育児の方法にこだわりを持ち、うまくいかないと腹が立つ。パートナーや周りの家族を激しく責めてしまうこともある。自分の母親と意見がぶつかり、ケンカになる。「私のやり方が正しいのに、なんでわかってくれないの」と感じる。

これは、お母さん自身が幼少期から母親に「完璧な母親」を求めていた気持ちが、形を変えて出てきているんですよね。今度は自分が母親になった途端、その「完璧でなければ」が自分自身に向かってくる。

完璧さを求める。自分が正しいと主張する。こうした心のクセが強く出てくるこの時期は、お母さんの中の「赤ちゃんごころ」が色濃く表に出てきている状態なんです。

子どもを育てながら、自分の中の「子どもごころ」も育てていく

産後に出てくる感情は、本当にいろいろあります。怒り、淋しさ、不安、焦り、自分への失望。古い心のクセに乗っ取られて、自分でもびっくりするような反応をしてしまうこともあるかもしれません。

でも、それはおかしいことではないんですよね。

子どもを育てながら、自分の中の「子供ごころ」を癒して、しつけて、育てていく。子育てというのは、同時に自分育てでもあるんです。

そう思うと、今出てきている感情も、少し違って見えてきませんか。